博链BroadChainが入手した情報によると、3月15日、Cointelegraphは市場メーカーDWFLabsのマネージング・パートナー、Andrei Grachev氏の見解を報じました。同氏は、暗号資産市場全体の上昇に伴う「アルトコイン・シーズン(Alt Season)」という概念が、過去のものになりつつあると分析しています。
その背景には、市場に流通するトークン数の急増、参加者層の限界、そしてビットコインETFなどによる流動性の吸収など、市場構造そのものの変化があります。
現在、機関投資家の資金は主にビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、さらには現実世界資産(RWA)のトークン化に集中する傾向にあり、これがアルトコイン全体への資金流入をさらに分散させる要因となっています。
今後は、市場の話題(ナラティブ)のサイクルがより短期化し、セクター間の資金移動(ローテーション)が激しくなると予想されます。また、多くの中小~ロングテールトークンは、ハイリスクなベンチャー投資や「カジノ的」な性質を強め、単なる投機的な盛り上がりだけでは存続が難しくなるでしょう。
データを見ると、過去13か月間でアルトコイン市場からは累計2090億ドル以上の資金が流出。現在、約38%のアルトコインが歴史的な安値圏で取引されている状況です。
